「こみんかみかん」の魅力向上・集客
産業振興課
課題の背景
・新宮町の国道3号線より東側の東部地区は、農地や山林が多く自然豊かな環境。人口減少が顕著であり、高齢化も進んでいる。以前より地域住民より東部地区の活性化を望む声も多くある。
・産業に関しては農業が中心であったが、後継者不足により衰退し、荒廃農地も多い。
・「こみんかみかん」が位置する立花口地区には、年間約70,000人の登山者が利用する立花山があり町内外多くの人が集まっているが、登山者が立ち寄れる施設は近くにない。
・明治33年に建築された個人の住宅を町で購入し、「こみんかみかん(東部地区観光交流拠点施設)」として改修し新たにオープンさせた。
・「こみんかみかん」は、観光協会である一般社団法人新宮町おもてなし協会を指定管理者としている。おもてなし協会の自主運営事業として「たちばなbase367」というカフェを併設しており、地域の果物を使ったスムージーや相島のひじきを使用したひじきコロッケなどの軽食を販売している。
・R3年10月にオープンし、R3年度の来場者数は3,500人、R4年度は3,400人となり来場者数は減少傾向にある。
・駐車場は、350m程離れた所に立花山登山者用駐車場がある。また、施設内に3台ある。
産業振興課
課題解決によって達成したいこと
・「こみんかみかん」の来場者の増加。本来の施設の目的である「交流」や「情報発信」を効率的に実施し、来場者数を増やす。
・来場客についてリピーターが少ない。リピーターを獲得するために施設の魅力向上。
課題解決に当たってのハードル
立花山登山者や地域の方、観光客をひきつけるコンテンツの不足。
想定される連携先(企業)のイメージ
古民家や地域の魅力を引き出し、それを登山者、観光客や地域住民に効率的に提供できる仕組みを作り出すような企業
その他協業に向けての留意事項など
「こみんかみかん」は、元々個人の住宅であり個人的に思い出を持っていらっしゃる地域の方が多い。施設の運営については、地域の方の理解を得る事が必要。