筑後吉井白壁通り周辺駐車場の管理

課題の背景

筑後吉井の白壁通りには、商店に訪れた利用者のための駐車場があり、地権者から市が借受け地元事業者（共同）へ貸出（一部事業者負担あり）している。

近年事業者の高齢化等の理由により共同で借受けすることが難しくなっている（負担金支払、負担金徴収の手間、事業者によってはほとんど利用していないため共同借受者から外れたい等）。

加えて、市（行政）が地権者と事業者の間に入って契約をしているため事務手続が煩雑になっていたり、修繕等の管理費用も市が負担している。
また、筑後吉井の白壁通りは国の重要伝統的建造物群保存地区であり、市内でも多くの観光客が訪れるエリアでもあり、観光客は車での来市が多い。

メインエリアに点在する駐車場は上記で挙げた駐車場であるが、実態は事業者自身や市内居住者利用が多く、空きが少ない状態であり、市外来訪者は少し離れたところの駐車場を利用することが多い。
当市では「ウォーカブルなまちなか」に向けて取り組みの中で、離れた駐車場からの歩いての散策も推奨しているところであるが、様々な事情で長時間の歩行が困難な方への近隣駐車場の確保も必要であると考える。